小松山の気まぐれ音楽評論日記

気まぐれに音楽について書きます

MUSEの新作「Thought Contagion」を聞いた!

イギリス出身のスリーピースロックバンド

 

MUSE

 



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昨年11月には4年ぶりの来日公演を果たし、

 

多くのロックファンを魅了した

 

もちろん自分も参戦した

 

素晴らしいライブだったが、それに関してはまたいつか

 

 

 

さて今回は、そんなMUSEが放つ2018年初シングル

 

「Thought Contagion」!!!

 

 

 についてレビューしていこうと思う

 

 

 

 

 

 

楽曲全体を通して思ったことは

 

「さすがMUSEだ!」

 

であった

 

この曲はすごいぞ

 

何がすごいかっていうと、

 

彼らは新たな試みをしつつ、しっかり今までのMUSEらしさ

 

それを保っているのだ

 

 

バンドにとって「路線変更」というのはよくあることだ

 

別に肯定もしないし否定もしない

 

ただ、その「路線変更」で既存のファンを失うことも

 

事実である

 

「今までのロックサウンドが好みで聞いていたのに」

 

「急にポップスになっちまった」

 

「あの頃の彼らはもういないんだな」

 

アーティストが新作を出す度にこのような意見も出る

 

しかし同じことをやり続けると今度は飽きられるのだ

 

つまり、アーティストに求められるのは

 

 

「いかに自分達のスタイルを残しつつ変わるか」

 

 

なのだと思う

 

これはどのアーティスト、バンドにとっても永遠の課題だ

 

 

MUSEの今作はまさに、

 

「自分達のスタイルを残しつつ、しっかり変わっている」

 

そう思った

 

 

MUSEの放つサウンドの特徴として、

 

まずベースのサウンドが挙げられる

 

これは彼らのどの楽曲を聞いてもすぐに分かる

 

圧倒的なベースの存在感

 

基本的にベースという楽器はバンドにおいて影が薄いと

 

思われがちであるが、このバンドに限っては

 

ベースが圧倒的に存在感を放っているのだ

 

そしてそれは今作でも健在であった

 

 

そして前作から続くエレクトロサウンド

 

それがMUSEの音楽としっかりミックスされていて

 

彼らにしか出来ないオリジナルサウンドになっている

 

 

MUSEのボーカル、マシューはこう語る

 

「アリーナのサウンドとシンセサイザーになっているよ

 

シンセサイザーを結構使っててね

 

すごく壮大で、アンセム的な楽曲だよ」

 

 

彼が語るように、この曲ではシンセサイザーが多く使われている

 

そして耳に残るコーラスフレーズ

 

「Thought Contagion」

 

気づけば今日この曲を聞いてから何度も口ずさんでいた

 

 

 

彼らのアリーナライブをこの目で見た私が言うが、

 

彼らのライブは観客も楽器のひとつだ

 

というのは、観客と一体となって行うパフォーマンス、

 

ギターのリフに合わせてするシンガロング、

 

そしてコーラス

 

観客を巻き込んで音の一部として作り上げる彼らのライブは

 

MUSEMUSEたる所以であり、MUSEにしかできない

 

彼らのアリーナライブを見て

 

まさに最強のライブバンドだと感じた

 

今作はかなりライブ映えする1曲だろう

 

早くアリーナで彼らを見たい

 

早くアリーナでこの曲を聞きたい

 

そう思わせる曲であった

 

そして観客がこの曲をコーラスする姿が

 

容易に想像できる

 

 

 

 

 

 https://youtu.be/QQ_3S-IQm38

 

 

 

 

Thought Contagion

Thought Contagion